このページについて
このページではiPhone/iPad/Macで使えるショートカットのURLのヘッダを取得・URLの内容を取得のアクションを解説しています。
更新履歴など
2022/10/15:iOS16の内容をもとに書き直しました。
URLのヘッダを取得
OS | 使用 |
---|---|
iPhone | ○ |
iPad | ○ |
Mac | ○ |
Apple Watch | ○ |
このアクションは指定したURLのヘッダを取得する機能を持っています。
URLのところにヘッダを取得したいサイトのアドレスを書きます。【URL】でもいいですし、ショートカットの入力と共有シートの合わせ技でURLを受け付ける設定にしても使えます。
ヘッダとはそれぞれのサイトの本文に追加で与える情報みたいなイメージでOKです。ここでキャッシュやら認証やら色々な情報を扱うわけですが、それを取得することができます。
URLの内容を取得
OS | 使用 |
---|---|
iPhone | ○ |
iPad | ○ |
Mac | ○ |
Apple Watch | ○ |
このアクションは指定したURLに対指定HTTPリクエストを送信し、内容を受け取るという機能を持っています。
URLのところにはサイトのアドレスを貼り付けたりします。
方法はHTTPリクエストの種類を指定します。ここにはGET/POST/PUT/PATCH/DELETEの5種類ありますが、一般的によく使うのはGetかPostです。
GetメソッドはURLに色々とパラメータを付与していくことでWebアプリで処理を行なったり、結果をURLに書き記して出力したりという使い方をします。
PostメソッドはURLにパラメータを付与せず、裏で秘密裏にサーバーにデータを送信して処理などを行います。本文を要求でJSONかフォームかファイルを選ぶことができます。
PUTはサーバーに対してデータの更新を指示するメソッドです。「べき等」といって、何度同じ処理を行なっても同じ結果になるという性質を持っています。
Patchも更新の指示ですが、こちらはべき等ではなく一部を修正したり変更する時に使います。そのため処理を行うたびに内容は異なるため、他の部分にも影響したりします。
Deleteは見てのとおり、削除指示です。
まとめ
URLリクエスト関係は使う方とそうでない方の差がかなり大きいと思います。ショートカットからリクエストを送受信できるというのは間違いなくメリットなんですが、用途が結構限定的だったりします。
ひとまず使ってみたいと言う方は、ショートカットのギャラリーにある「URLを短縮」というサンプルを使ってみてください。それで実際にどのように使われているかをみることができます。
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