このページについて
このページではiPhone/iPad/Macで使えるショートカットのメニューから選択の使い方を解説しています。
更新履歴など
2022/10/8:iOS16の内容をベースに書き直しました。
2023/8/15:iOS17の内容を元に書き直しました。
メニューから選択
OS | 使用 |
---|---|
iPhone | ○ |
iPad | ○ |
Mac | ○ |
Apple Watch | ○ |
このアクションはメニューを展開し、その中から選ばれた処理を実行する機能を持っています。
プロンプトのところにはメニュー展開時のメッセージを入力します。未入力もOKで、その場合は「どれにしますか?」が表示されます。
1件とか2件が書かれているところが、メニューの表示名とリンクしています。ここで任意のメニュー名にすることで、実行時に表示されるメニュー名を変更できます。
新規項目を追加することで3件、4件と増やしていくことができます。
その下にあるブロック内に、それぞれの処理を配置していきます。今回は1件を選んだら【デバイスを振動させる】を実行し、2件を選んだら【結果を表示】を配置してみます。
メニューから選択では、選んだ項目内の処理は行いますが他の項目にある処理は一切行いません。なので以下のメニュー配置の場合は1件を選択したら振動のみが、2件を選択したら結果を表示のみが処理されることになります。
リストとの違い
【リスト】と【リストから選択】もリスト一覧から選択するという機能を持っています。リストの方は処理を一切持たず、選ばれた内容を次のアクションへと渡す機能を持っています。
対するメニューは選ばれた項目にそれぞれの処理があるため、その処理が行われます。そして処理の結果を次のアクションへと渡すという点が異なります。
後は【リストから項目を取得】で任意の位置の内容を取得することがメニューでは行えません。常に実行時にメニューリストが表示され、そこから1つを選ぶ形式になっています。リストは変数さえ正しくセットしていれば自動で値を取得することもできます。
このようにリストとメニューはそれぞれが異なる点を持っているので、両者の違いを生かしたショートカット作りをしましょう。
まとめ
メニューから選択は実行時にメニューリストを展開し、ユーザーからの入力を受け付けます。そして選ばれたメニュー内にある処理を実行し、次のアクションへと渡す機能を持っています。
リストとは根本的に違う点がいくつかあるので、そこを発見しながら試してみるのも面白いと思います。
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