こんな方にオススメ
ショートカットのカメラのアクションを解説します。たった2つなので、サクっと覚えてしまいましょう。
2021/9/26 iPadOS15で確認した内容に更新
カメラ
使えるアクションは2つです。ただし写真のアクションとの複合が必須なので、そのあたりは覚えておきましょう。
写真を撮る
「1枚の写真を背面カメラで撮る」の、青文字の部分をそれぞれ設定します。
1枚の写真はタップすると+-マークが出るので、枚数を指定。これは変数による枚数指定などは行えず、常に一定の枚数を撮影します。
背面の部分をタップすると、前面/背面/マジック変数/毎回尋ねるの4項目に加えて、ショートカットの入力が出てきます。正直これは前面・背面・毎回尋ねるの3択のうちどれか一つを選ぶのが安定です。
追加オプションのカメラプレビューを表示のオン・オフを切り替えると、アクション実行時のカメラ画面を表示するかしないかを選べます。オフにすると画面を見ずにその場で撮影します。機種によるかもしれませんが、このオプションをオフにして撮影した場合、端末が縦向きの状態で撮影します。つまりは横向きに持っていたとしてもカメラだけは縦向きで撮影します。
ビデオを撮る
背面の部分は上記の写真を撮ると同じで、タップすると前面・背面・毎回尋ねる・ショートカットの入力・マジック変数の5択が出てきます。写真を撮ると同じく、あらかじめ指定しておくのが一番簡単ですね。
動画の追加オプションには動画の画質や録音を開始するかの設定があります。
画質に関しては低・中・高の3種類から選べます。低にすれば録画時の負荷が減り、動画データの容量も少なくなるのでたくさん撮影するのに向いています。逆に高を選ぶと撮影時の負荷が高くなり、動画データの容量も高くなります。ただし画質に関してはそのままの意味で低なら低く、高なら高く保存出来ます。自分の端末の容量と相談して画質設定をしましょう。
参考までに、以下は画質・低で撮影したときの動画の一部です。
めちゃくちゃ小さいですが、これがすべてを物語っています。低設定だと縦横のサイズがそもそも小さく、見るに堪えないような画質になります。撮影から切り抜きまで画像サイズを一切変更していないので、横192の縦144とめちゃくちゃ小さい。
一方、高設定で撮影した動画の一部が以下です。
こちらも撮影→切り抜きまでサイズ変更は一切行っていません。横1920の縦1080と一般的な16:9で撮影されており、画質もかなりきれいです。めちゃくちゃ光ってますが、フラッシュがオンになってしまっています。なおどちらもiPad Pro 11インチ(第3世代)にて撮影しています。固定位置での撮影ですが、画角(画面の広さ)からしても大きな差が出ますね。
録音を開始と表示されていますが、これは録画を開始するタイミングを指定する項目です。タップ時を選ぶと撮影開始ボタンを押さないと録画が始まりません。すぐにを選択すると、アクション実行時に録画開始ボタンが押されている状態でスタートします。
撮影カメラの切り替え
これはアクションではなく、簡単な切り替えの組み方の紹介です。メニューを使用し、前面撮影の時の条件と、背面撮影の時の条件を振り分けるだけで実現出来ます。
サンプルレシピというか簡単な組み方を参考にしたい方は以下をダウンロードしてみてください。カスタマイズは自分の好きなように行ってください。
サンプルレシピでは以下のようになっています。
- 前後の写真撮影→プレビューあり、1枚指定
- 動画の撮影→プレビューあり
カメラの注意点
カメラアクションは単純に「一時撮影」だけのアクションなので、実際に端末に保存されるわけではありません。上のサンプルレシピの中身を見ると分かると思いますが、「写真アルバムに保存」のアクションと併用する必要があります。

そしてプレビュー有りで撮影した後に、右下の写真を使用などのコマンドをタップしないと、撮影そのものも完了しません。その2点は注意しておきましょう。
まとめ
カメラは1年経っても2アクションだけで仕様変更なども無く、あるいみ安定したアクションと言えます。プレビュー有りのときに写真を使用のタップ、動画の画質などに気をつけて自分好みのショートカットを作成してみましょう。
写真撮影の後は必ず保存のアクションを入れておきましょう。