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このページではiPhone/iPad/Macで使えるショートカットの天気関係のアクションをまとめて解説しています。
更新履歴など
2022/10/9:iOS16の内容をもとに書き直し。
天気を表示
OS | 使用 |
---|---|
iPhone | ○ |
iPad | ○(OS16以降) |
Mac | × |
Apple Watch | × |
このアクションは天気アプリを使用し、現在地の天気を表示する機能を持っています。
現在地のところは基本的には変更しませんが、選択することで地点を変更できます。
天気予報を取得
OS | 使用 |
---|---|
iPhone | ○ |
iPad | ○ |
Mac | ○ |
Apple Watch | ○ |
このアクションは現在地の天気予報を取得することができる機能を持っています。
現在地は基本的には変更しませんが、旅行先の地点などを調べたい時は選択して変更するか【入力を要求】【入力から住所を取得】などのアクションを使用し、テキストを住所に変換して使用しましょう。
毎日の部分を選択すると、1時間ごとという選択肢が出てきます。
まずは毎日から解説します。毎日で取得すると、今日を含めた10日先の天気予報を取得します。結果は全部で11項目出てくるので、【リストから項目を取得】などを使用してほしいところを取得して使いましょう。
1時間ごとは今の時間帯を含めた、24時間分の天気予報を取得します。結果は24項目出てくるので【リストから項目を取得】でほしいところを取得しましょう。
現在の天気を取得
OS | 使用 |
---|---|
iPhone | ○ |
iPad | ○ |
Mac | ○ |
Apple Watch | ○ |
このアクションは現在の天気を取得する機能を持っています。
現在地の部分は基本的には変更せず、そのまま使用します。これも今までのアクションと同じく、現在地以外の地点を調べることもできます。
このアクションは【天気予報を取得】から現在の時間帯のみを取得するような感じのアクションになります。手っ取り早く取得したい場合はこちらが有用ですが、数時間先も含めた確認がしたい場合は【天気予報を取得】の方が勝ります。
気象状況の詳細を取得
OS | 使用 |
---|---|
iPhone | ○ |
iPad | ○ |
Mac | ○ |
Apple Watch | ○ |
このアクションは入力として受け取った気象データから、詳細を取得する機能を持っています。
詳細の部分を選択すると取得できる項目が出てきますが、以下がその一覧です。
- 日付
- 場所
- 気温
- 高
- 低
- 体感温度
- 状況
- 視程
- 露点
- 湿度
- 気圧
- 降水量
- 降水確率
- 風速
- 風向
- UV指数
- 日の出時刻
- 日の入時刻
- 空気質指標
- 空気質カテゴリ
- 大気汚染物質
- 名前
色々とありますが、日常的に出番があると思うのは気温や降水確率でしょうか。後は地域によっては視程や風向なんかも使いそうですね。
気象状況のところに気象データをセットします。ここは【天気予報を取得】の結果を使用するのが最も簡単だと思います。
天気アクションの使用例解説
ここからは実際の天気アクションの使い方の組み合わせなんかを解説していきます。
天気情報の取得
まずはここを紹介します。【天気予報を取得】では11日分、あるいは24時間分のデータを取得してくれるわけですがほしい項目ってそこまで多くなかったりします。なので取得する方法ですが、【リストから項目を取得】を使うのが手っ取り早いかなと思います。
【リストから項目を取得】で最初の項目を指定すれば今日/現在の時間の天気情報のみを取得できます。さらに多く取得したい場合、項目のインデックスで2や3などを指定すれば、多くの情報を取得できます。慣れている方は【繰り返す】アクションを使うと、同様の事を簡単に行えます。
以下のように配置することで現在時間から3時間先の降水確率を見ることができます。
【繰り返す】を使用したバージョンはこちらになります。降水確率が0だったので変化が分かりやすい日付に変更してみました。
他の要素を含めた情報取得
上の例だと何か1つの項目しか取得できませんが、もっと色々と取得したいケースもあると思います。より実用的な組み方が以下の通りになります。
このように組むことで現在時間を含めた、3時間分の天気の状況などを取得することができます。最後の【テキスト】内に表示される内容は【繰り返す】の中にあるテキストによって配置が決まるので、ここで自分の納得のいく配置を考え出してみましょう。
まとめ
天気関係のアクションはワンタップで欲しい情報をサクッと手に入れることができて大変便利です。日本ではウェザーニュースという会社があるのでこちらを使うか、ウェザーニュースを使うかで分かれるかと思いますが簡単な確認程度はこちらで、雨雲レーダーなどはウェザーニュースで確認という使い方もありだと思います。
ちなみにこのショートカットの天候情報はiOS15.2以前はウェザーチャンネルというアメリカの会社のデータを使用していますが、それ以降のものはApple Weatherというアップルのデータソースを利用しています。そのデータソースは各国の気象関係の組織のデータを使用していて、日本の気象庁のデータも含まれています。
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