このページの目的など
麻雀を始めたばかりの初心者の方にも、ある程度打っている中級者の方向けに役の基礎知識からちょっと踏み込んだメリット・デメリットまで解説します。
麻雀でよく出る役満の一つとして知られている、四暗刻の解説です。何も知らずに揃えたら和了出来たなんてことも十分ありますが、役の特徴などを理解して狙ってみるのをオススメします。
四暗刻(スーアンコ)
役の概要 | |
---|---|
翻数 | 役満 |
副露 | ☓ |
複合しない役 | |
役満以外のすべての役 |
四暗刻の条件
暗刻を4つ揃えて上がると完成する役です。暗刻とは、同じ牌を3枚自分で揃える事です。
この様に、同じ牌を3枚揃えるのを4セット。上記は一般的な自摸で四暗刻の「ツモスー」と呼ばれる形で、九萬か五筒のどちらかを引ければ役満となりますが、ロン上がりの場合は対々和・サンアンコウ・發となります。
ロン上がりでも四暗刻が確定する形が存在し、それが下記の単騎待ちとなります。
この形は五筒で上がりとなります。これは自摸でもロンでも四暗刻となり、ルール次第ではW役満の四暗刻単騎待ちになります。
四暗刻の強い所
四暗刻の強い所、良い部分を紹介。
出やすい役満の一つ
国士無双・四暗刻・大三元は出やすい役満として知られているため、何も知らずに手を進めていったら四暗刻になったなんてことも珍しくありません。
三人打ちでは更に頻繁に出る
四人打ちでは上記の三種類が出やすいと言われていますが、三人打ちになると国士無双と四暗刻の出現率が更に上がります。
雀魂・天鳳で採用されている自摸損ルールだと役満でも24000とかになってしまいますが、それでも打点があることには変わりありません。
単騎はW役満に設定されているルールもある
単騎待ちは通常のツモスーよりも出にくいし完成する確率が低いです。そのため、役満2つ分のW役満として設定されているルールもあります。
ただしMJでは四暗刻単騎待ちを上がってもシングル役満として精算されるので注意。
四暗刻の弱い所
四暗刻の弱い所、残念な部分を紹介します。
出やすいと言っても役満だから簡単には出ない
いくら出やすいと言っても、役満自体は全然出ません。三人打ちならまだしも、四人打ちではそんなに出ません。
集めるのが大変
四暗刻は他の副露可能役などとは違い、全て自力で引く必要があります。そのため、少しずれて七対子にせざる負えないなんて状況も出てきます。
自摸らないと役満にならない
上記に関連しますが、最後の上がり牌も自分で引き当てないと役満になりません。単騎待ちならロンでも役満ですが、大体はツモスーの形になります。そのため最初から最後まで引ききる事ができないと完成しません。
おまけ
この役満はプレイヤーの技量が問われる事もあり、好きな人は好きというか、自信を持ってこの役を狙いに行きます。その技量で一番大きい影響をもたらすのが、山読みです。
他者の捨て牌から、その人の手にのこっていそうな牌を考える→使われていない牌は山に残っていそう→ここが暗刻になりそう。という具合に、四暗刻は「いかに暗刻になる牌を見抜けるか」という点が大きく影響します。
山読みについて知りたい方は以下を

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